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健康診断で「便潜血陽性」を指摘された方へ

こんにちは

今回は健康診断で「便潜血陽性」と指摘された方への大切なポイントを簡潔にお伝えします。

便潜血陽性とは?
便に目に見えない血が混じっている状態です。
痔や腸炎など軽い原因もありますが、大腸ポリープや大腸がんの可能性も含まれます。

統計によりますと、
便潜血陽性者の約5%で大腸がんが見つかります。
さらにその半数は進行がんであり、高齢者では進行がんの割合がさらに高くなります。

つまり、陽性と指摘された方の100人中おおよそ1~2人が進行がんが見つかるということになります

 精密検査は「大腸カメラ」

便潜血陽性の方に最も必要なのは、大腸内視鏡検査です。

大腸を直接内視鏡で見て、ポリープやがんを発見します。
ポリープはその場で切除可能です。
当院では鎮静剤使用も可能な施設で痛みを抑えて検査できます。

 まとめ

便潜血陽性は「要注意」のサインです。必ず放置せず、大腸カメラを受けましょう!

検査が不安な方も、まずはご受診ください。
安心して検査を受けられるよう、しっかりサポートいたします。

なぜ大腸ポリープは切除しなくてはならないのか?

こんにちは。院長の柳澤文彦です。
今回は「なぜ大腸ポリープは切除しなくてはならないのか?」についてご説明したいと思います。

大腸ポリープと大腸がんの関係
大腸ポリープは、時間の経過とともに増大し大腸がんへ進行する可能性があります。
がん化のリスクはポリープの種類・大きさ・形により異なりますが、特に10mm以上のポリープや形が不整なものは注意が必要であり、慎重な加療を要します。

内視鏡による早期治療の重要性
内視鏡で見つかったポリープは、その場で安全に切除できることが多く、ポリープの段階で取り除くことが、大腸がん予防の最も効果的な方法です。
切除は比較的簡便で、患者様の身体的負担も少なく済みます。

当院の取り組み
当院は短期滞在型手術の施設基準を満たしている施設ですので
患者様により安心安全な治療を提供することができます。

今後も患者様に信頼いただけるよう心がけてまいります。

ブログを始めました

こんにちは。田町・芝浦胃と腸の内視鏡・内科クリニックです。この度、当院のブログをスタートすることとなりました。

このブログでは、日々の診療のなかでよくいただく質問や、消化器の健康を維為のヒント、検査や治療に関する情報などをわかりやすくお伝えしてまいります。

たとえばーー
・胃カメラ・大腸カメラってどんな検査?苦しくない?
・お腹の痛みや下痢、血便などの症状が続く時の受診の目安
・食事や生活習慣で気を付けるポイント

こうした知っておくと安心な情報を定期的に発信していく予定です。

また、クリニックの日常や季節ごとの健康の情報なども、お届けしていていきたいと思っております。

皆様の健康を、日々の小さな気づきから支えられるようなブログを目指します。
どうぞよろしくお願いいたします。

田町・芝浦胃と腸の内視鏡・内科クリニック院長
                 柳澤 文彦